2013年3月21日16:17
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.(American Express)は、同社のプレミアム・カードのラインアップを拡充する新商品として、マイル獲得型カード「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード」の会員募集を2013年3月22日から開始すると発表した。年会費は、3万6,750円(税込)、家族カードが1万8,375円(税込) となる。
American Expressの調査によると、日本のマイル保有者の2人に1人(51%)がマイルを失効した経験があり、失効理由の大多数(74%)が「特典航空券に交換できるほど貯められなかった」ことを挙げている。American Expressによると、同カードは、マイルの失効や分散化などを軽減するように設計されており、ビジネスやプライベートで国内外を問わず頻繁に旅行するフリークエント・トラベラーの利便性を追求する一枚であるという。
特長として、通常100円=1ポイントで付与される「メンバーシップ・リワード」のポイントは、同カードを利用して対象航空会社12社から航空券を直接購入した場合、航空券購入代金分のポイントが自動的に5倍(100円=5ポイント)になる。マイルを効果的に貯めたいという理由で利用航空会社を限定していたフリークエント・トラベラーは、同カードを利用することで航空会社の選択肢を広げることが可能だ。
また、貯まったポイントは航空会社14社のマイレージプログラムに1ポイント=1マイル換算にて1,000ポイント(=1,000マイル)単位で移行できる。14の航空会社の多くはスターアライアンス、スカイチーム、ワンワールドのいずれかの航空アライアンスに所属しているため、アライアンスの枠を超えて好きな航空会社のマイレージプログラムにポイントを移行できる。
さらに、貯まったポイントには有効期限がないという。旅行に行きたい時期、場所に応じてポイントを14の航空会社のマイレージプログラムに移行できる。これにより、特典航空券に交換する前にマイルを失効してしまうというリスクはなくなるそうだ。
加えて、カードの入会時・継続時、同カードを利用して初めて航空券を購入した時など、ボーナスポイントを獲得する機会が充実しているのも特徴となっている。特に、2013年6月末までに入会し、入会後3カ月間で50万円以上のカード利用があるカード会員は期間限定のボーナスポイントを獲得でき、短期間で57,000ポイント(=57,000マイル)獲得を達成することができる。これは航空会社によっては東京-グアム間の大人2人分往復航空券(エコノミークラス)に交換できるポイント数だ(2013年3月現在)。
また、同伴者1名と一緒に無料で利用できる空港ラウンジや帰国時の手荷物無料宅配サービスなどのサービスが付帯されている。さらに、旅行傷害保険に加えて、航空便の遅延で臨時に出費した宿泊費や食事代、予定していた旅行やコンサートに行けなくなってしまった場合のキャンセル費用を補償するなど、プロテクションが付帯されているのも大きな特長となっている。