2013年4月3日16:06
クレディセゾンは、 2012年6月にベトナム・ハノイ市に設立した現地駐在事務所に続き、海外進出の第2弾として、現地企業のリテール金融ビジネス発展をサポートすべく 日本国内で培ったカードビジネスをはじめ個品割賦やローンビジネスなどのノウハウ提供を目的とした事業の開始に向けて、2013年4月1日にコンサルティング事業ライセンスを取得し、ハノイ市に現地法人「Vietnam Saison Consulting Company Limited.」を設立したと発表した。
クレディセゾンでは、今回設立した現地法人を通じ、クレジットカード、個品割賦、ローンビジネスなど リテールファイナンスの構築支援の事業化を図るとともに、同社が持つノウハウをアジア圏内でのマーケットニーズに即したものに発展させていきたいとしている。
併せて小額金融事業ライセンスの取得を進め、ベトナム国内での小口金融や個品割賦などを機動的に取り扱いながら、将来的にはクレジットカードの発行やプロセシング事業を展開することを検討している。
ベトナムでは、活発な個人消費活動により、小額貸付や個品割賦、クレジットカード等のリテールファイナンスへのニーズは高まりを見せている。クレディセゾンでは、2012年から現地駐在員2名を派遣しマーケット調査を重ねてきたが、ベトナムの金融機関を中心にリテールファイナンスのコンサルティングニーズが高いことを踏まえ、現地法人設立により事業化を強力に推進していく。
今後はさらに日系有力企業各社および地元企業とのパートナーシップにより事業領域を アジア圏内へ拡大。インドネシアやシンガポールなどへの進出を視野に中長期的な海外戦略の基盤づくりを推進することで、さらなる成長を目指す。