2012年7月9日16:52
クレディセゾンは、成長著しい東南アジア圏内でのリテールファイナンス事業への本格的な参入を目指し、海外進出の第1弾として、2012年6月28日にベトナムのハノイ市(5th Floor,Sentinel Place Building, 41A Ly Thai To Street,Hoan Kiem, District, Hanoi,Vietnam)に現地事務所を開設したと発表した。
中国と並んで著しい経済発展を遂げるベトナムでは、活発な個人消費活動により、小額貸付や個品割賦、クレジットカード等のリテールファイナンスへのニーズは高まりを見せている。そのような中、今後のアジア戦略の核とすべく現地駐在員2人を派遣し、地元日系有力企業各社およびベトナム企業とのパートナーシップにより事業領域をアジア圏内にも広げていく方針だ。今後は中国やシンガポールなどへの進出を視野に中長期的な海外戦略の基盤づくりを推進することで、さらなる成長を目指す。
ベトナムでの具体的な展開としては、今回のハノイ駐在事務所をベースに、すでに提携しているペトロベトナムファイナンスとリテールファイナンスの早期事業化を目指すという。また、2013 年度中には小額金融事業ライセンスを取得し、ベトナム国内で小口金融や個品割賦などを機動的に取り扱いながら、将来的にはクレジットカードの発行やプロセシング事業を展開する予定だ。