2013年4月22日13:18
SafeNet, Inc. は、Androidデバイス向けとしては業界初で唯一となるソフトウェア・ライセンス管理ソリューション「Sentinel RMS Embedded」を発表した。ソフトウェア提供会社とデバイスベンダは、Android搭載のデバイス、スマートフォン、タブレット向けアプリケーションに対してのパッケージング、制御、利用状況のトラッキング、管理といったプロセスを効率化し、包括的なソフトウェア収益化戦略の一部として実施することができるという。
Sentinel RMSはSafeNetのソフトウェア・ライセンス供与ツールキットとなる。同ツールキットをベースに、さらなる小型化とモバイル化を図ったソリューションがSentinel RMS Embeddedである。RMS Embeddedは、メモリ容量に制限があるモバイルデバイスやスマートフォンに特化して設計されている。また、Android OSを標準サポートしたことで、モバイルソフトウェアの収益化を進めることが可能となる。さらに、Sentinel RMS Embeddedは、制御やエンタイトルメント(使用権限)管理を機能レベルで実行することができるという。ソフトウェア提供会社やハードウェアメーカーは、あらゆるタイプのデバイスにインストールされるソフトウェアのセキュリティ保護、価格設定、パッケージング、管理を柔軟に行うことができ、収益の拡大、運用コストの低減、ユーザーエクスペリエンスの向上へとつなげることが可能だ。
同ソリューションは、ネットワークアプライアンスから、医療機器、モバイルハンドセット、工業用オートメーション機器まで、あらゆるタイプのハードウェアに対応できることが特徴となっている。Sentinelソリューションによって機器・設備メーカーは、改ざんやリバースエンジニアリングから製品を確実に守る防御策だけでなく、新しいパッケージング方法への対応が可能になり、生産性を最大限に高めることができるという。