2013年6月5日20:47
日本ユニシスは、音波を利用したBotB向けO2Oサービスの実証実験を実施するとともに、企業と「個客」(一人一人の個人に焦点をあてたマーケティングアプローチ)の持続的なリレーション構築を実現するフレームワーク「Sustainable Customer Value(サステイナブル・カスタマーバリュー)」を2013年6月5日から提供開始すると発表した。
日本ユニシスは、カメレオンコードやソーシャルメディアなどを活用したBtoC向けのO2Oサービスの運用実績がある。今回の実証実験は、音波を利用した位置情報連動型O2Oサービスを活用して、BtoB向けイベントの来場者と出展ブースを結びつけ、イベント会場の回遊を促すことを目的として、6月6日からANAインターコンチネンタルホテル東京で開催する「日本ユニシスグループ総合フォーラムBITS 2013」において実施するという。
来場者は、ブースに設置された音波エリアを通過すると、ブースの紹介情報・擬似通貨(ポイント)などを自動受信できるため、重いカタログを持ち帰る必要がなく、会場限定ゲームを楽しみながらブース回遊ができるという。また、会場および出展者は、Wi-Fiなど大掛かりな設備なしに、来場者のブース立ち寄りやWebサイトへの誘導が促進でき、来場者の行動データを収集・分析することでイベント後のセールスアプローチも的確にできるようになる。