2013年12月6日13:32
凸版印刷は、スマートフォンを利用した流通向けCRMツール「お買い物アプリ」の提供を、2013年12月より本格的に開始すると発表した。
「お買い物アプリ」は、ID(顧客)ベースで会員証・クーポン・チラシ・キャンペーンなどのサービスをスマートフォンアプリに集約したCRMツールとなる。具体的には、スマートフォンを用いた会員証サービスや、クーポン・キャンペーン・チラシなどの情報配信を行う。基本プラットフォームをASPで提供することにより、導入企業は低価格での運用が可能だ。また、買い物に役立つ情報がスマートフォンに集約されることで、生活者にとっては利便性が増し、利用頻度の向上が期待できるという。
導入企業では、スマートフォンを介して顧客情報や各種サービスの利用状況をリアルタイムに把握できる。また、凸版印刷ではWebベースの管理ツールを提供するため、導入企業はクーポンやチラシ、キャンペーン告知などのコンテンツ管理が容易に行えるという。
価格は、初期費用500万円、月額費用50万円が基本となる。同社では、コンテンツ制作やアプリの運用など関連受注を含め、2018年度までに20億円の売上を目指す。