2014年6月18日18:35
凸版印刷は、富士通、三菱総合研究所協力のもと、環境省「平成26年度HEMS(Home Energy Management System)活用によるCO2削減ポイント構築推進事業」に参画すると発表した。
同事業では、HEMSなどから得られるエネルギーデータを活用したCO2削減行動の評価方法と、CO2削減ポイントなどのインセンティブを付与することによるCO2削減効果の実証を、2014年9月~12月まで実施する。これにより、家庭に低炭素行動を促す新しい仕組みの普及を目指すという。
凸版印刷は、富士通と共同で開発した次世代レコメンドシステムをベースに、実測したエネルギーデータを集約・解析することで、家庭内のエネルギー消費実態からCO2削減行動を自動で評価するシステムを開発。同事業の実証に活用する。
同事業は、3年間の継続事業であり、今年度はその最終年度にあたる。そこで、これまでの事業の成果をまとめ、HEMS事業者などに向けたマニュアルを作成するという。