2015年4月11日9:00
2015年10月のライアビリティシフトに向け、米国マーチャントのEMV(ICカード)対応は進んでいるのだろうか。コンサルティング会社のTSGは調査を実施した。
2015年10月までにEMV対応すると回答したマーチャントはわずか34%だった。残り3分の2はこの時点で未対応となる。
2017年までにEMV対応を完了すると回答したところも53%と、予想外に低い結果となった。なぜEMV対応が進まないのか。3つのハードルがあるという。
ひとつはトークナイゼーションと暗号アプリの準備、ついでゲートウェイの準備、そしてプロセッサーの準備がまだできていないからである。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。