2015年8月25日20:05
ビザ・ワールドワイド(Visa)は、2015年8月、妻から夫へのお小遣い制である全国の30代から50代の既婚サラリーマン1,854名と既婚女性618名を対象に、「お小遣いに関する調査」を実施した。
Visaの委託を受け、マクロミルが実施した同調査において、サラリーマンのお小遣いから一般家計における景気動向とお金に関しての意識を調べたところ、次のような実態が分かったそうだ。
● 30~50代サラリーマンのお小遣い平均は3万1,091円!お小遣いに不満を抱えるサラリーマン約2人に1人
● 約3人に1人がお小遣い値上げ交渉経験有!46.2%のサラリーマンが給与以外の収入が有と回答
● デビットカード保有者はお小遣い管理がマメで、お小遣いの値上げ額が非保有者に比べ多い傾向があることが判明
今回の調査結果では、全国の30代~50代のサラリーマンのランチ代を含むお小遣い平均が、3万1,091円であり、本来希望とする4万8,477円との間に1万7,386円もの乖離が見られたそうだ。また、約2人に1人が現状のお小遣いを不満と回答していることが分かった。一方、既婚女性にも同様の質問をし、妻が妥当と考える夫のお小遣い額を聞いたところ、3万1,193円と現状のお小遣い平均額とほぼ変わらず、今後もお小遣いの据え置きが想定される結果となった。
そんな中、お小遣いの値上げ交渉を考えたことがあるサラリーマンは36.5%、実際に交渉を実施したサラリーマンは35.3%と、7割以上がお小遣いの値上げを考えたことが分買った。さらに、給与以外の収入を得ているか聞いたところ、46.2%が副収入を得ていることが判明し、さまざまなアプローチでお金の工面に奔走していることが伺えた。
また、お金に関する意識と管理について聞いたところ、64.2%が自身を“倹約家”と答える一方で、お小遣いの管理をしている人は、31.3%に留まることが分かった。デビットカード非保有者と保有者で比較したところ、非保有者はお小遣いの管理をあまりしていないことに比べ、デビットカードの保有者はお小遣い管理をしている人が多いことが分かった。さらに、お小遣い値上げ交渉金額を比較した結果、非保有者の値上げ額が平均2,816円であるのに対し、デビットカード保有者は平均4,005円と、デビットカード保有者の方が1,189円多く値上げしていることが判明したという。