2016年2月15日9:00
Visaが世界最大の決済ネットワークをオープンプラットフォームにすると発表した。決済とコマースの革新を加速するためである。Visa60年の歴史の中で最大の変革だ。
名づけてVisaデベロッパー(Visa Developer)。ソフトウェアアプリケーション開発者が、Visaの決済技術や商品、サービスにアクセスできるようになる。
開発者はマーチャント、消費者のニーズにあったサービスをVisaの決済ネットワークを使って開発できるようになる。スタート時にアクセスできるのは、Visaの本人確認やP2P決済機能、Visa Checkout、通貨交換、トランザクションアラートなど。
インターネットによって、決済の世界にもオープン化の波が押し寄せている。自前主義は通用しない時代に突入した。