2016年4月18日22:01
GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は、「PGマルチペイメントサービス」において、取引ごとに専用の振込口座を割り当てる「銀行振込(バーチャル口座)」を追加し、2016年4月18日より提供開始したと発表した。
「銀行振込(バーチャル口座)」は、1つの取引ごとに仮想的な振込専用口座(バーチャル口座)を割り当て、購入者をその口座番号と紐づけて管理できるサービスとなる。商品購入者やサービス利用者が代金の支払い方法で銀行振込を選択した際、GMO-PG側でバーチャル口座の口座番号を当該取引専用に設定し、仮想の銀行口座への入金状況を、GMO-PGからEC事業者へ通知する。口座番号は取引ごとに異なるため、EC事業者は入金照合作業の手間を軽減できるうえ、入金確認の遅れによる商品・サービス提供の遅延解消、未入金先特定の容易化などが図れるそうだ。
同サービスは、「PGマルチペイメントサービス」の一決済手段として提供するため、EC事業者は「銀行振込(バーチャル口座)」のシステムを開発することなく、クレジットカード決済やコンビニ決済など、他の決済手段との一括管理が可能となる。
なお、「銀行振込(バーチャル口座)」では、2つのプランを用意。「共有口座型」は、GMO-PGが保有しているバーチャル口座を、各EC事業者共通で利用するプランとなる。1口座からでも利用できるため、銀行振込による取引が少ない場合に適したプランとなる。消費者(振込者)には振込先名義として「GMO-PG」が表示される。
「専有口座型」は、GMO-PGが保有しているバーチャル口座を、EC事業者専用に割り当てるプランとなり、1,000口座単位での申し込みとなる。大規模なネットショップや、多数の取引先を抱えるBtoB事業者に適したプランとなる。消費者(振込者)には、振込先名義は「GMO-PG/xxx(EC事業者指定名称)口」が表示される。
GMOペイメントゲートウェイ株式会社
GMO-PGは、ネットショップや SNS・スマートフォン上で展開するコンテンツなどの非対面販売型の事業者、NHKなど月額料金課金型の事業者、並びに日本年金機構や東京都等の公的機関など5万4,000店舗(GMOペイメントゲートウェイグループ2015年3月現在)の加盟店に、クレジットカードをはじめとする決済処理サービスを提供しております。消費者と事業者にとって安全性が高く便利な決済を実現し、日本の決済プロセスのインフラになることを目指しております。決済業界のリーディングカンパニーとしてイノベーションを牽引し、日本のEC化率の向上に貢献いたします。