2016年7月5日18:47
リクルートライフスタイルは、同社が運営するPOSレジアプリ「Airレジ」において、アプリダウンロード後の初期設定や、大量の商品やメニューの登録をサポートするサービスの提供を2016年7月5日より開始すると発表した。トレーニングされた専門スタッフがサポートする新しいサービスで、利用者はビックカメラの「Airレジ サービスカウンター」「Airレジ ミニサービスカウンター」で申し込みが可能だ。
「Airレジ」の利用者アンケートによると、約2割が初期設定で困った経験があり、約5割が利用開始時に100件以上の商品やメニューの登録をしていることがわかったという。また、“はじめてiPadを使うので操作が不安、新規出店で作業の時間が取れない・・・”という声も多く、導入直後の設定や登録をサポートするサービスの需要は非常に高いと判断し、「初期設定サポート」「商品登録サポート」の提供開始に至った。
対象は、POSレジアプリ「Airレジ」および、受付管理アプリ「Airウェイト」となる。また、サービス提供地域は全国47都道府県(一部離島は除く)となる。なお、富山・石川・福井・鳥取・島根・香川・徳島・高知・愛媛・沖縄は8月1日より順次対応予定だ。
なお、問い合わせ、申し込みのできる場所は、「Airレジ サービスカウンター」開設のビックカメラ有楽町店、ビックロ ビックカメラ新宿東口店、ビックカメラ赤坂見附駅店、ビックカメラなんば店、ビックカメラ名古屋駅西店、ビックカメラ札幌店、ビックカメラ天神1号館、「Airレジ ミニサービスカウンター」開設のビックカメラ池袋本店、ビックカメラ池袋本店パソコン館、ビックカメラ新宿西口店、ビックカメララゾーナ川崎店、ビックカメラ渋谷東口店、ビックカメラ札幌店、ビックカメラ大宮西口そごう店、BIC アップル製品修理カウンター長野店となる。なお、ビックカメラ大宮西口そごう店、BIC アップル製品修理カウンター長野店は2016年7月6日以降に開設される。
現在「Airレジ」は、2016年3月末時点でアカウント数が23万を超えたという。2015年11月にはカード決済サービス「Airペイメント」も加わり、注文入力からクレジットカードによる決済、そして会計帳簿作成から決算書の作成まで会計業務全般を、「Airレジ」と連携しているサービスで完結させることが可能だ。また、2016年4月1日に中小企業庁が指定する消費税軽減税率対策補助金対象(モバイル POS レジシステム)サービスとなった。これにより、消費税軽減税率補助金対象となる事業者は「Airレジ」利用に必要なタブレットおよび周辺機器の購入に対し補助金の申請ができるようになる。また、複数税に対応できる機能を、税制の決定後順次追加することを予定している。