2017年4月25日20:03
ぐるなびは、2017年4月25日から、飲食店の業務支援を目的にPOSレジシステム「ぐるなびPOS+(ポスタス)」の販売を開始すると発表した。
ぐるなびは、ユニークユーザー6,100万人(2016年12月現在)におよぶ閲覧履歴や行動履歴、加盟店約16万店の一次情報が掲載された飲食店情報、さらに1,000人のサポート体制から得られる情報をノウハウとして活用し、飲食店の集客や販促に関わる支援を行ってきた。このほど、これらのノウハウとICTを活用し飲食店の支援事業の拡大を目的に、業務支援サービスを本格的に開始する。まずは第一弾として、POSレジシステムの提供をスタートする。
「ぐるなびPOS+」は、飲食店に必要な機能に特化したPOSレジシステムであるそうだ。これは、販売管理や商品出数分析等の機能に加え、飲食店向けのオリジナルな機能として、来店客の売り上げ、客単価、注文点数、注文商品を席単位で分析することができる。また、飲食店に必要な機能であるオーダーエントリーシステムも高機能な専用機と同等のレベルで利用可能だ。サービスの導入後は、飲食店向けに開催する「ぐるなび大学」にてPOS活用のノウハウや分析手法のセミナーを実施、さらに365日対応のコールセンター、駆け付け保守無制限のサービスなど、個店から大規模チェーン店まで経営支援サービスとして提供する。
今回、インテリジェンス ビジネスソリューションズ(IBS)が開発・提供する、飲食業向けのクラウド型モバイルPOS「POS+(ポスタス)」との連携により、販売・契約をぐるなびが⾏い、開発(カスタマイズ含む)・設置・サポートをIBSが対応する。
ぐるなびは今後、「ぐるなびPOS+」の機能に決済や予約システムなど、飲食店のニーズに合わせ各種拡張に取り組むことで、業界NO.1のPOSレジサービスを目指す。さらに、これまでのノウハウとICT、レジ決済のデータを活用することで飲食店のさらなる販促支援と同時に、新たな業務支援事業を展開していく予定だ。