2021年3月23日16:55
ぐるなびは、KDDIが提供するQR・バーコードをつかったスマホ決済サービス「au PAY」を、マルチ決済サービス「ぐるなびPay」に導入した。2021年3月23日から店舗からの申し込みを受け付け、加盟審査通過後に順次利用を開始していく。
「ぐるなびPay」は、各種クレジットカード決済や国内外のQRコード決済、電子マネー決済に対応し、ぐるなび加盟飲食店だけでなく、小売店やホテル・旅館、美容室などでも利用可能だ。
2021年2月にぐるなびが実施したユーザー調査によると、普段利用しているQRコード決済は「PayPay」「楽天ペイ」「d払い」「LINE Pay」「au PAY」と、3大通信キャリア系決済サービスと「楽天ペイ」「LINE Pay」が上位5位を占めたという。
今回、「au PAY」を追加することにより、この上位5サービスを網羅。また同調査によると、現金に触れることへの衛生上の抵抗感は、新型コロナウイルス感染症拡大の前後で約2倍に増加。飲食店を選ぶ際は「キャッシュレス決済を使えるお店が良い」が69.6%、今後利用したい決済方法は「クレジットカード」や「電子マネー」などのキャッシュレス決済が現金を上回る結果となり、キャッシュレス決済のニーズが拡大していることがわかったという。
「ぐるなびPay」は、加盟飲食店においては、ぐるなびが提供するネット予約や、予約台帳システム「ぐるなび台帳」、モバイルPOSシステム「ぐるなびPOS+(ポスタス)」と連携させ、予約から注文、決済までのスムーズなオペレーションと売上確認などの一元管理が可能だ。決済ブランドは29ブランドに対応している。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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