2017年12月8日17:43
日産自動車は、ニッサン インテリジェント・モビリティの取り組みを特徴としたカーシェアリングサービス、「NISSAN e-シェアモビ」を2018年1月15日から開始すると発表した。サービス開始に向け、2017年12月8日から、「NISSAN e-シェアモビ」の会員募集をスタートする。サービスは、2018 年1月にまず約30のステーション(東京、神奈川、静岡、大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山など)からスタートし、順次、他の都道府県にも拡大する方針だ。
「NISSAN e-シェアモビ」は、電気自動車の電動化技術と、自動運転技術や自動駐車機能などの知能化技術を体感できるカーシェアリングサービスであるという。サービス開始時は、新型「日産リーフ」と「ノート e-Power」が、利用対象車種となる。
自動運転技術「プロパイロット」や、3操作で駐車に必要なステアリング、アクセル、ブレーキなどの操作を自動制御する「プロパイロットパーキング」、上空から見下ろしているような映像の「インテリジェント アラウンドビューモニター」などの機能により、ドライバーの運転をサポートする。さらに、万一の事故時に備えて、ドライブレコーダーも全車に搭載している。
料金体系として、月額料金は無料で、時間のみの課金料金システムとなる。利用距離による料金加算もないそうだ。また、日産レンタカーでの利用料金が割引になるサービスなど、特典も付帯している。
利用者は、免許証がそのままIDカードとなる。また、車両の清掃を毎日実施。ドライブのサポートとして、お勧めルートガイド設定やオペレーターによるナビサポートなども利用可能だ。また、車両には予めETCカードも搭載しており、ETCカード未保有者もETCゲートを利用可能だ(ETC料金は各自負担)。
なお、同サービスのシステムは、日本ユニシスのモビリティーサービスプラットフォーム「smart oasis for Car sharing」を利用している。