2018年1月4日9:00
融資フィンテックの中でも異彩を放っているのがアップリフト(UpLift)である。旅行融資だけに照準をあわせた金融サービスを提供している。
アップリフトの融資サービスはUpLift Pay Monthlyという名称。言葉通り、旅行代金を毎月分割で支払う。これを導入した旅行会社は、予約率と旅行購入価格が増加すると好評だ。
現在アメリカン航空やユナイティッド航空、サウスウェスト航空、ジェットブルー、ファンジェット、スピリットなど、200社を超える旅行サイトが導入済み。近々バケーションエクスプレスとルフトハンザ航空も導入する予定だ。
アップリフトは2014年1月1日の創業。本拠はカリフォルニア州サニーベール。これまで3回のラウンドで9,820万ドルを調達している。
2017年12月21日にはシリーズBで1,500万ドル、デットファイナンスで7,500万ドル、合計9,000万ドルを調達した。これによって融資能力は2億ドルに拡大した。