2018年2月28日22:04
トランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)は、2018年3月からクレジットカード決済サービスおよびJ-Debit決済サービスの提供を正式に開始すると発表した。
TMNは、シンクライアント型のマルチ電子マネー決済サービスを実装したTMNセンタと自社製端末「UT1-Neo」等の電子マネー決済端末により、現在、日本全国の食品スーパー、ドラッグストア、コンビニエンスストアをはじめとした小売・流通事業者(2017年12月現在、約22万台端末接続実績)に、サービスを提供している。また、TMNゲートウェイとして、共通ポイントや地域マネーなど、電子マネーに留まらないさまざまなサービスにも対応しているそうだ。
今回、TMN決済センタを大幅に拡張し、新たにクレジットカード決済サービス(接触EMV 、非接触EMV に対応)およびJ-Debit決済サービスの提供を開始する。また、同サービス開始に伴い、2018年3月発売予定の新型マルチ決済端末「UT-X10」等との接続により、クレジットカード決済、電子マネー決済、共通ポイントなどさまざまな決済サービスをワンストップで提供することが可能となるそうだ。
TMNでは、現在クレジットカード業界のセキュリティ標準化協議団体である 「PCI SSC」 が定める「PCI P2PEソリューション」の認定取得(2018年3月取得予定)を進めており、同サービスは、クレジット実行計画(改正割賦販売法)における「クレジットカード情報の漏洩対策」の「非保持化」と「PCI DSS 準拠」に則ったサービス提供を実現するという。
株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス
トランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)は、業界初の交通系電子マネーにも対応したシンクライアント型電子決済システムを提供しています。これまで電子マネー導入の大きな阻害要因となっていた高い導入コストをセンター処理型システムにより解消いたします。また、当社システムはNFCにも対応、シンクライアントの拡張性を活かし、ポイント・電子ギフトといったCRMサービスや認証サービスなどを提供するASP事業者様との連携により決済+CRMのワンストップサービスを加盟店事業者様にご提供いたします。