2018年3月26日20:12
ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)傘下のiBankマーケティング(iBank社)と沖縄銀行は、iBank社が運営するスマートフォン専用アプリ「Wallet+(ウォレットプラス)」の沖縄銀行口座利用者向けサービスを開始したと発表した。
「Wallet+」は、2016年7月に福岡銀行、2017年10月に熊本銀行および親和銀行の口座利用者向けにサービスを開始している。アプリに提携金融機関の口座を登録してもらうことで、口座残高や収支の明細が確認でき、アプリ内で目的預金やローン、資産運用ができる金融機能をはじめ、お金にまつわる情報コンテンツの配信やパートナー企業から提供されるお得なクーポンの提供といったサービスを提供している。
今回の沖縄銀行への『Wallet+』展開にあたっては、お金のデザイン社『THEO(テオ)』との連携を含めた、最新バージョンの機能を沖縄銀行向けにカスタマイズし、沖縄銀行の口座保有者にサービスを提供する。「THEO』と連携した新機能により、「THEO+取扱銀行(福岡・熊本・親和・沖縄)」の証券口座の保有者は、「Wallet+」上でいつでも現在の運用残高・状況の確認や追加入金(投資)が可能となり、「Wallet+」で管理している預金残高や月々の収支結果等から、自身に適した金額を決めて手軽に資産運用を行うことができるようになった。
また、両社は、iBank社のさまざまなマーケティングソリューションを活用して、沖縄地区を中心としたパートナー企業への送客機能等を提供する予定だという。
なお、同取組みでは、沖縄銀行が構築したオープンAPIを活用し、スピーディーかつ低コストでのサービス実装を実現したそうだ。沖縄銀行のオープンAPIを活用した金融サービス提供の第1号案件であるとともに、iBank社にとってもFFGグループ外の金融機関へのサービス提供は初めてとなる。