2018年4月3日22:20
ジェムアルト(Gemalto)は、オランダ時間の208年4月3日、NetApp Volume Encryption(NVE)データ管理ソリューションにおいて、「SafeNet KeySecure」の動作検証が完了したと発表した。
SafeNet KeySecureにより、NetAppの利用企業等はディスクドライブ全体を暗号化する必要がなくなるという。ボリュームレベルでの暗号化がSED(自己暗号化ドライブ)の導入なしに可能になるとともに、一元的なキー管理とアクセス管理、コンプライアンス向上、高可用性といった導入効果を実現することができるとしている。
米国のHIPAA(Health Insurance Portability and Accountability Act )やPCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)、EUの一般データ保護規則(GDPR)といったコンプライアンス法制の適用により、データプライバシーとデータセキュリティは更に重要になりつつある。
ジェムアルトSafeNet KeySecureソリューションにより、NetAppの利用企業等は、NetApp Data Fabricのアプローチに沿ってクラウドとオンプレミスにわたるハイブリッド環境のデータ管理を簡素化、統合でき、デジタルトランスフォーメーションを加速できるという。より細かい単位でのデータ暗号化、キー保管のストレージからの分離、さらにストレージメディアの柔軟な選択ができ、監査証跡、業務遂行者と承認者の権限や職責の分離(職務分掌)、データエコシステムのサポートにも対応可能だ。