2018年4月18日9:00
ボクシング業界でFloyd Mayweatherを知らない人はいない。5階級でチャンピオンという偉業を成し遂げ、現在はプロモーターとして活躍している。
しかし、彼がプロモート(支援)した仮想通貨会社のICOでは、米国証券取引委員会(SEC)によってノックアウトされてしまった。
その会社とはセントラテック(Centra Tech)。世界をつなぐ仮想通貨の創造をキャッチフレーズに、カードやモバイルウォレットを提供している。
セントラテックの創業者は、VisaやMastercardの支援を受けた新たな技術を開発中という触れ込みでICOを実行。3,200万ドルを調達した。
しかしそれはまったくのウソ。有名人に報酬を払い、その有名人のネームバリューで投資家を誘致していた。ICOの募集要項には架空の役員も含まれていた。
ICOは金融詐欺が多すぎることから、世界中の国々で規制を強化している。フェイスブックやグーグル、ツイッターはICOの広告を禁止した。