2018年4月13日18:21
トランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)は、このほど、PCI SSCが定める国際的な情報セキュリティ基準である「PCI P2PE ソリューション」のプロバイダ認定を取得したと発表した。
TMNは、PCI DSS準拠のクレジットセンタを運用し、2018年3月よりクレジットカード決済サービスを開始しているが、今回のPCI P2PEの認定取得により、クレジットカード決済サービスにおいて、より高度なセキュリティを実現できることが認められたそうだ。PCI P2PEソリューションは、世界でも認定取得企業が50社弱であり、TMNは、国内のクレジットセンタとして、いち早くPCI P2PEの認定を取得した。
加盟店がPCI P2PE方式を導入することにより、決済に利用されたカード情報は、同方式に対応するSRED準拠決済端末で暗号化され、TMNクレジットセンタで復号化されるまで、決済処理の経路上解読されることはないという。トランザクション毎にデータの暗号鍵を変えることで暗号通信のセキュリティ強度を上げる技術であるDUKPT(Derived Unique Key Per Transaction)を用いた暗号化方式により、強固なセキュリティを確保しているそうだ。
株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス
トランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)は、業界初の交通系電子マネーにも対応したシンクライアント型電子決済システムを提供しています。これまで電子マネー導入の大きな阻害要因となっていた高い導入コストをセンター処理型システムにより解消いたします。また、当社システムはNFCにも対応、シンクライアントの拡張性を活かし、ポイント・電子ギフトといったCRMサービスや認証サービスなどを提供するASP事業者様との連携により決済+CRMのワンストップサービスを加盟店事業者様にご提供いたします。