2019年1月8日19:00
駐車場予約アプリ「akippa」を運営するakippaは、ゲート式駐車場コントロールシステム「シェアゲート」を活用し、チェーンゲート式駐車場での貸し出し対応を2018年12月28日に開始した。第一弾として、西長堀パーキング(大阪府大阪市)で導入。なお、「予約駐車場」として、ゲート開閉システムの活用によるチェーンゲート式駐車場の貸し出しは世界初となるそうだ。
akippaは、2018年5月にBluetoothもしくはテンキーでゲートを自動で開閉できる機器「シェアゲート」をアートと共同で開発し、これまで貸し出すことが難しかった無人ゲート式駐車場の貸し出しを実現している。
アートが開発したクラウド上で鍵や利用履歴の管理を行うアクセスコントロールプラットフォーム「ALLIGATE(アリゲイト)」を活用して、駐車場向けサービスとしてakippaと共同開発している。端末の施工・保守は株式会社アートより提供する。
駐車場利用者は、ゲートを通過する際、akippaアプリからBluetoothで接続するか、テンキーでakippaから発行される暗証番号を入力するだけでゲートの開閉が可能となる。シェアゲートを導入することで、ゲート式駐車場において従来実現できなかった「事前予約」と「スマホ決済」を、無人で実現することができるそうだ。
今回、無人ゲート式駐車場に続き、チェーンゲート式駐車場に導入が可能になったことで、チェーンゲートが多いマンションの駐車場や月極駐車場などでも駐車場貸し出しができるようになった。