2019年1月22日23:30
インバウンド観光客に特化した飲食・旅行の「広告・予約・購入・決済」のオンラインサービス「日本美食」を運営する日本美食は、観光人力車を運営する「えびす屋」に業界初となるマルチスマホ決済の導入が決定したと発表した。
全国的にキャッシュレス決済が盛り上がりを見せ外国人観光客はもちろん、日本人もキャッシュレスのユーザーが増えている中、 屋外で乗車代金が発生する人力車では東京、 浅草でのクレジットカードと一部単体アプリ決済に対応するのみに限られていたという。
日本美食は2016年にサービス提供を開始して以来、訪日外国人観光客に向け、スマートフォン決済サービス「日本美食Wallet」を日本の飲食店に導入してきた。全世界5カ国の訪日観光客が日本美食Walletを利用し、 利用できる決済ブランドは、AlipayやLINE Pay、 などをはじめとして、14種類をカバーしている。
「えびす屋」では、2018年12月に行った実証実験の結果を経て京都、浅草の俥夫(引き手)・スタッフ延べ250人がQRコードを保有し、決済が可能になる。端末がいらない日本美食のQRコード決済であれば、俥夫(引き手)さんが各自QRコードをもっているだけでどこでも支払いが可能だ。