2019年3月6日14:00
エクサは、大日本印刷(DNP)と共同でブランドデビット・ブランドプリペイドにおけるプロセシング機能を、 ASPサービス(EXA Payment Information Control services)として提供を開始したと発表した。
エクサでは1988年よりクレジットソリューションの提供を開始して以来、クレジットカード、またデビットカード等のシステム構築・運用実績を通じて、約30年にわたり決済およびシステムに関するナレッジを蓄積している。また、DNPは1981年にICカードの開発に着手して以来、プリペイドカードをはじめとする多様な決済手段を高度なセキュリティ環境で実現するさまざまなサービスを提供してきたそうだ。2018年12月には各サービスを「キャッシュレスプラットフォーム」として体系化し、イシュアや加盟店をはじめとする各種事業者が新たなキャッシュレスサービスを容易に導入できる体制を整えている。
同サービスは、 ブランドデビット・ブランドプリペイドにおけるカード発行~ブランド精算等のプロセシング機能をASPサービスとして提供する。また、 カード発行・運営(BPO)もDNPにて対応可能なため、ブランドデビット・ブランドプリペイド事業に必要なサービスをオールインワンで提供可能だ。
具体的に、ブランドデビット・ブランドプリペイドの商品開発は、パラメータ設定で実現が可能。そのため、商品設計からリリースまで最短6カ月で提供できるそうだ。また、BOM化(部品化)されたビジネスロジックによりサービス変更も柔軟に対応できるため、 リーン・スタートアップを志向する企業にも適している。
さらに、オープンAPIを用意しており、利用者の戦略的なシステムや外部サービスと容易に連携できる。
エクサとDNPは、同サービスを、流通企業、都市銀行・地方銀行・ネット銀行などの金融機関や、 Fintech関連企業といった幅広い業種を対象とし、 新規の決済サービス立上げや、 既存システムの軽量化・柔軟性の向上を目指す企業に展開していく。