2019年5月31日19:24
ジャルカードと三菱UFJニコスはこのほど、日本航空との提携クレジットカード「JAL・Visaカード」に国際標準規格のTypeA/BによるVisa提供の非接触IC決済サービス「Visaのタッチ決済」機能の追加を決め、5月29日に発行分から搭載を開始した。
Visaのタッチ決済は、日本を含む約200の国と地域で展開されている国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済サービスとなる。会員は店頭で専用端末にカードをかざすだけで、サインや暗証番号の入力の手間なく、決済が可能だ(一定金額以上はサインが必要)。両社はこのほど、会員の一層の利便性向上を目的にJALカードへの搭載を決定した。
今回機能を搭載するのは、VisaブランドのすべてのJALカード(個人・法人向け、全20種類)。対象カードには、券面のVisaロゴの右上に非接触IC対応マークが表示されている。会員はVisaロゴと一緒に同マークが掲載されている加盟店で、支払い時に「Visaをタッチで」などと伝えて使用する。なお、既存のJALカード会員は、有効期限更新時などに順次切り替えるという。