2019年6月21日16:50
全国商工会連合会(全国連)とクレディセゾンは、中小・小規模事業者の経営力強化にむけたキャッシュレス決済の導入支援に関して協働することに合意したと発表した。
全国連とクレディセゾンは、1995年から提携し、商工会会員向けのクレジットカード 「商工会カード」「商工会 UC 法人カード」を発行している。
今回、2019年10月から経済産業省により施行される中小・小規模事業者のキャッシュレス決済に関する端末導入や決済手数料の補助を行う「キャッシュレス・消費者還元事業」を受け、国内最大級の事業者ネットワークを有する全国連と多様な決済ソリューションを持つクレディセゾンが協働することで、全国 1,652 の商工会に加入する中小・小規模事業者のキャッシュレス決済の導入支援をスムーズに行っていきたいとしている。
全国連とクレディセゾンは、商工会に所属する中小・小規模事業者に対して、キャッシュレス決済の普及に向けた啓発活動を行う。また、クレディセゾンの全国 10 支社のネットワークを活かして、端末導入から運用まで地域密着でサポートを実施する。さらに、「キャッシュレス・消費者還元事業」終了後(2020年 7月以降)も同事業に沿った決済手数料を提供し、長期的に商工会会員の事業活動を支援していくという。
さらに、キャッシュレス決済の導入を集客につなげる取り組みとして、セゾンカード・UC カードの優待加盟店参加事業者に向けた集客サポートを実施する。また、今後のビジネスソリューションの一環として資金調達サポートなど、クレディセゾンのさまざまなサービスを提案する。