2010年11月09日9:00
PayPalの小額デジタルコンテンツ決済は2009年の20億ドル。それが今年前半に13億ドルに達した。
PayPalによるとデジタルグッズ市場は年間160億ドル、電子書籍やゲームなど似よってさらに拡大するとみている。PayPalが捕捉しているシェアはまだ12%強だ。
PayPalはこの分野で12ドル以下のマイクロペイメントに照準をあわせたサービスを強化すると発表した。新サービスはWebサイトを切換えずに最少2クリックで支払える。
フィナンシャルタイムズは、記事全文をE-mailで送れるサービスを、1ポンドで提供するに際し、PayPalのシステムを採用した。
PayPalは、オンライン動画ソフトを提供するOoyalaと提携。ここでもわずかなクリック数で動画を購入できるようにする。
Facebookも独自通貨購入にPayPalのシンンシステムを導入すると発表している。
12ドル以下のデジタルコンテンツの課金体系は、5セントプラス5%となっている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。