2019年8月30日9:00
インド政府は2019年7月、大胆なルールを打ち出した。UPIを使ったデビットカードの加盟店手数料をゼロにするというものだ。
売上高が5億ルピー(7.5億円)以上の事業者は、デビットカードやその他のデジタル決済の加盟店手数料を支払う必要がない。ただしクレジットカードは除く。
現在デビットカードの加盟店手数料は取扱高の0.4%から0.8%。それを無料にするというのが、インド政府の方針だ。
これに対し、Visaは猛反発している。ビジネスモデルが成り立たないからである。
この記事の著者
NCB Lab.代表 佐藤元則
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