2019年9月18日19:00
eumo(ユーモ)は、都会の消費者と日本全国のeumo(ë)加盟店を結び、共感を広げることを目的とした電子通貨、共感コミュニティ通貨eumo(ë)の実証実験を2019年9月15日より開始したと発表した。また、同日RAMICS2019第5回飛騨高山大会貨幣革新・地域通貨国際会議においてeumo(ë)の実証実験の内容を発表した。2020年4月以降に予定する実装へ向け、運用面および技術面の課題を検証すべく今回実証実験を行う。
eumo(ë)では参加者が加盟店と交流を持つことができるウェブアプリケーションと、スマートフォンで利用可能な決済のアプリケーションの2つを用いて、eumo(ë)でしか得られない特別な商品やサービスの購入・交流の取れる体験の提供を通してその実現性を検証したいと考えている。今回の実証実験では、決済のアプリケーションとしては、地域通貨で実績のあるフィノバレーが提供する「Money Easy」を利用し、ウェブアプリケーションは弊社で独自開発したものを利用する。
実証実験における内容として、①ウェブアプリケーションにて、参加者の通貨使用の履歴に加盟店での体験記事やコメント、弊社独自の共感スタンプを送受信でき訪問後も加盟店と交流がもてる。②3カ月で失効することによりマネーフローの最大化を狙う。③失効した通貨は、移動距離の長さ、共感の強さなど独自のロジックにより還元率を設定し、参加者に還元する。④加盟店での運用(利用者への対応、eumo(ë)から円への換金等)⑤参加者のオペレーションの確認(チャージ、交流商品の購入、支払い等)となっている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト