2019年10月3日14:30
NTTデータは、2019年10月2日~4日および10月11日~12日に、NTTグループ(NTTドコモ、NTTアド、NTTデータ経営研究所)、KNT-CTホールディングス、近畿日本ツーリスト九州、イデアパートナーズが福岡市の博多駅前から博多旧市街、天神地区にかけて実施する「Fukuoka Bar Hopping」イベントにてブロックチェーンおよびレコメンド技術を提供し、その有用性を検証している。
同検証では、福岡市内を訪れたインバウンド観光客を中心に、福岡市内の18店舗で使用できるデジタルチケットの販売および使用の記録、店舗詳細やメニューなどの閲覧記録をブロックチェーンで管理する。また、それらの行動履歴から次の行動を予測し、適切なタイミングで外国人観光客の持つスマートフォンにレコメンド(おすすめ、推奨)する機能を提供し、有効に機能することを検証するそうだ。
NTTデータはこれまで、福岡県嘉麻市での地域通貨の実証実験、プレミアム付商品券事業の実証実験など、独自開発したブロックチェーン技術ならびにレコメンド技術を用いた実証を行ってきた。同技術を活用して、訪日外国人等の行動履歴を安全に管理するとともに、個人属性情報を取得することなく、その行動履歴からレコメンドやデジタルマーケティングに必要な分析データを得るためのプラットフォーム技術の開発にNTTグループとともに取り組んでいくそうだ。
NTTデータは、福岡市にて行われるイベント「Fukuoka Bar Hopping」のデジタルチケットの販売・使用管理を行うシステムを提供する。また、店舗の詳細情報の閲覧履歴やチケットの使用履歴等を用いて適切なタイミングで的確な情報を届けるレコメンド技術を提供し、その有効性を検証するとしている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト