2020年5月20日17:20
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.(American Express)は、新型コロナウイルス感染症への対応に尽力している医療機関および医療従事者への支援として、治療の最前線にいる医療従事者への食事提供と、マスクや防護服など医療物資の提供という2つの取り組みを開始すると発表した。
同取り組みは、アメリカン・エキスプレスが利用者に対する基本的な約束として掲げる「Backing」(支援)を体現するものであるという。食事提供は、人気レストランとの協働により実現。一流の料理人が手掛けるお弁当 1万5,000食を、コロナウイルスの治療に携わる東京・大阪・京都等の病院に勤務する医療従事者を中心に届けるという。
パートナーは、一般社団法人全日本・食学会、「弁当の底力」プロジェクトとなり、主な協力レストランは2020 年 5 月 20 日時点で、人形町今半、Wakiya 一笑美茶樓(以上、東京都)、柏屋 大阪千里山、ポンテベッキオ(以上、大阪府)、祇園さゝ木、創作中華 一之船入、草喰なかひがし、たん熊北店、ホテルカンラ京都(以上、京都府)、ラ グランターブル ドウ キタムラ(愛知県)、たか田 八祥(岐阜県)などとなる。
また、医療物資の提供にはアメリカン・エキスプレスのポイントプログラム「メンバーシップ・リワード」の仕組みを活用し、カード会員参加型の支援として展開する。ポイントを通じて最前線の医療現場で不足しているといわれているマスクや防護服、フェイスシールドなどを購入し、医療機関へ提供する。
またこれら 2 つの支援に先駆けて、新型コロナウイルスの感染拡大に伴いさまざまな支援を行う団体に対して、アメリカン・エキスプレス財団より合計 10万米ドル相当の寄付を行った。具体的には、NICU(新生児向け ICU)や小児医療センターを含む医療機関への支援プロジェクト (パートナー:NPO 法人 ETIC. / NPO 法人フローレンス、)、中小規模の医療機関や福祉施設への医療品支援プロジェクト(パートナー:NPO 法人 ETIC. /NPO 法人ピースウィンズ・ジャパン)、休校・給食中止が続く子育て世代や職を失った生活困窮世帯などへの「食」の支援(パートナー:セカンドハーベスト・ジャパン)となる。
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ペイメントナビ編集部
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