2020年7月29日10:30
売れるネット広告社とネットプロテクションズは、売れるネット広告社が提供するクラウドサービス「売れるネット広告つくーる」に、ネットプロテクションズが提供する「NP後払いリアルタイム与信」機能を追加したと発表した。
後払い決済での申込の受注時にリアルタイムで与信を行うことにより、与信落ちした購入者に対し決済方法の変更を促す工数の削減や、与信落ちした購入者の申込キャンセル減少が期待できる。
「NP後払いリアルタイム与信」機能は、ネットプロテクションズが提供する後払い決済サービス「NP後払い」のオプションサービス「NPコネクトプロ」を利用して、申込完了前に与信を行う機能となる。
従来は、「売れるネット広告つくーる」での申込完了後、基幹システムへの取り込み時に与信を行っていた。すでに申込が完了した後に支払能力等の審査を行っていたため、与信落ちした購入者に決済方法を促す連絡等の余分な工数が発生していた。
さらに、決済方法変更の連絡をしても、購入者と連絡がつかない、時間が経って商品への熱が冷めてしまった等の理由で、購入者が決済方法を変更せず、結果的に申込がキャンセルになってしまうケースもあったという。
このようなクライアントの不利益を解消するため、「売れるネット広告つくーる」に「NP後払いリアルタイム与信」機能を導入することとなった。
今回の機能の追加により、申込が完了する前に、後払い決済希望者の支払能力等を審査することができる。与信結果は「審査OK」、「保留」、「審査NG」の3種類で判別。「審査OK」の場合は受注し、「保留」の場合は各クライアントが「受注する/支払方法を変更させる」のいずれかを選ぶことが可能だ。「審査NG」の場合は、画面上で別の決済方法に変更させる。
申込完了前に数秒で与信結果を判別し、審査NGの場合はその場で決済方法を変更させることができるため、審査落ちした購入者に決済方法変更を促す連絡をする工数が省けるだけでなく、審査落ちした購入者が支払方法を変更しなかったことによる申込キャンセル数の減少も期待できる。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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