2020年8月25日17:55
Mobility Technologies(MoT)は、タクシーアプリ「JapanTaxi」が累計1,000万ダウンロードを突破したと発表した。
新型コロナウィルス感染症拡大防止による移動抑制を受け、当初タクシー産業は大きな影響を受けたというが、換気効率の良さやプライベート空間でドア・ツー・ドアでの移動が可能なこと、さらにアプリを活用したキャッシュレス決済の利用や無駄のない乗降車の実現により、5月の緊急事態宣言解除後からタクシーの需要は上向き傾向となっている。
タクシーアプリは、ピンポイントな場所への送迎や迎車車両の現在地共有による外での待機時間の削減、キャッシュレスでの支払いが可能なネット決済や、非接触で発行できる電子領収書対応(サイトからのダウンロード及びメール送付)など、これまで備えていた利便性が改めて利用者に評価され、より多くの移動が必要な人に活用されているとした。
また、「JapanTaxi」アプリに加え、MoTが運営するタクシーアプリ「MOV」に関しても、2020年7月の利用者の乗車回数は昨年を超え、両アプリ合わせて前年同月比3割増となった。さらに、アプリでのキャッシュレス決済、アプリ決済件数も前年同月比1割増となっており、新しい生活様式にあわせ、タクシーアプリ市場が成長しているそうだ。
なお、2020年9月には、「MOV」提携車両に加え、「JapanTaxi」アプリ提携車両が呼べる新アプリ「GO」をリリースする予定だ。
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ペイメントナビ編集部
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