2020年9月16日7:00
凸版印刷は、地域における決済サービスをまとめてデジタル化し、1枚のカードやスマートフォンアプリだけで複数の決済サービスが利用可能となり、地域のキャッシュレス化を支援する決済プラットフォーム「地域Pay(チイキペイ)」を2019年5月より提供している。このほど、「地域Pay」が、長野県岡谷商工会議所の発行・運営するプリペイド機能付きポイントカード「Okaya Pay」に採用され、2020年4月より提供を開始したと発表した。加盟店向けのキャッシュレス決済に加え、ボランティアポイントの付与など行政と連携した住民サービスとしての機能も提供しているそうだ。2020年9月から開始されたマイナポイントにも対応し、加盟店で「地域Pay」を利用したキャッシュレス決済によりマイナポイントが付与される。
また、 武蔵小山商店街振興組合が運営するプリペイド機能付きポイントカード「PALM POINT & MONEY CARD」にも採用、2020年4月より提供を開始した。商店街単位での採用となり、東京都品川区武蔵小山商店街振興組合の小売店や飲食店でキャッシュレス決済を利用できる。
凸版印刷は、 今後も「地域Pay」をはじめとしたキャッシュレス決済関連サービスを提供し2025年度までに市町村を中心とした自治体や商店街など100カ所での導入を目指す。