2011年4月25日8:45
リックテレコムと日本イージェイケイは、2011年5月25日~27日まで、東京ビッグサイトでワイヤレス&モバイル通信業界最大級の展示会「ワイヤレスジャパン2011」を開催すると発表した。
ワイヤレスジャパンは今年16回目を迎え、携帯電話インフラの技術進化を基盤とする、デバイス・部品から携帯端末、さらにはコンテンツに至るまでの垂直統合モデルを構成するキープレイヤーが一堂に集結するワイヤレス産業の縮図ともいえる展示会である。新ワイヤレス・モバイル製品やサービス、ソリューションが展示され、5万人が来場するワイヤレス業界最大の展示会となっている。今年の出展社数は130社、来場者数は5万5,000人を見込んでいる。
会場には、この春夏の最新のスマートフォンが勢ぞろいする。また、スマートフォンやタブレット端末に関連するビジネスアプリケーションやソリューションが多数展示される予定だ。
LTEなどの高速モバイルネットワークとクラウドコンピューティングが連携する新たなITソリューションとして注目を集めている。震災後には多くの企業が導入を検討しており、モバイル・クラウド事業をいち早く展開した企業の最新ソリューションを詳しく紹介する「モバイルクラウドフォーラム」も開催する。さらに、電力問題で注目を集めるエネルギーの見える化による最適なエネルギーの供給・管理・運用のためのデバイスなどを紹介する。
また、ヘルスケアに対する消費者の関心が高まっている中、肌身離さず持ち歩く携帯電話やスマートフォンに自分の血圧や心拍数、または運動による体重の推移など自分のヘルスケア・データを収集し、健康づくりのツールとして利用できる「ヘルスケア・ソリューション」も紹介する。
コンファレンスの基調講演では、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・モバイル、UQコミュニケーションズといったモバイル通信キャリアと、NEC、富士通、日本エリクソン、ノキアシーメンスネットワークスといった大手通信機器ベンダーの経営陣が登壇し、最新のビジネス戦略と将来構想・ロードマップについて説明する。