2013年9月26日11:00
アクアビットスパイラルズは、タブレット機器やモニタなどと連動して1枚のNFCタグから複数のコンテンツを配信する仕組み「Dynapick（ダイナピック）」を開発したと発表した。
「Dynapick（ダイナピック）」は、1枚の静的なNFCタグから配信されるコンテンツを、タブレット操作やモニタ上の表示コンテンツと連動させて動的に更新することが可能だ。同機能により、例えば5種類の店舗情報を表示するデジタルサイネージと組み合わせることで、その時画面に表示されている店舗情報と常に連動したクーポンを1枚のNFCタグから配信する、といったことが可能になる。
配信用のNFCタグには一般的に販売されているシール状のタグなどが使用できるため「ダイナミック・タグ」方式のように特別なハードウェアを必要としない。また情報表示端末との物理的な接続や電源ケーブルなども不要なため、どこにでも配置することが可能だ。さらに情報表示端末自体にもNFC機能を必要としないことにより、iPadやiPhone、デジタルサイネージ、NFC非搭載タブレット、WindowsやMac、TVや大型モニタなど、あらゆる情報表示デバイスと連動させることが可能だ。
