2013年11月14日15:23
地域密着型の共通ポイント「CNポイント」 の管理・運営や、ポイント事業者向けプログラム「マルチポイントプログラム」の提供を行う株式会社クラブネッツは、1台の端末機で複数ブランドのポイント販促を可能にするマルチポイントサービスにおいて、新たに『JALのマイル』の取り扱いを開始したと発表した。11月11日から、CNサービスを利用する店舗(CNサービス利用店)において、JALのマイルが貯まるサービスを提供している。
クラブネッツでは、同社が開発したマルチポイント付与端末機に、さまざまなポイントブランドのポイントプログラムを相互乗り入れするサービスを展開。現在はクラブネッツのCNポイントをはじめ、nanacoポイント、ヤマダポイントの3ブランドがこのプログラムに参画しており、11月からこのラインナップにJALのマイルが加わった。
これにより、JALのマイルが貯まる提携店拡大において、日本航空と業務委託契約を結ぶパスタカードとクラブネッツが業務提携し、クラブネッツが管理・提供するマルチポイント付与端末機やデータセンター・店舗管理者用ASPサービス・精算システムにおいてマイルのデータ処理を可能にした。CNサービス利用店では、地域密着型・流通系・家電量販店・航空系とそれぞれ異なる志向を持つポイントブランドを自店のポイントサービスとして運用でき、各ポイントブランドの会員へのPRや地域旗艦店と連携した共同販促が可能となる。
なお、JALのマイルは、日本航空の航空機への搭乗のほか、宿泊、レストラン、カラオケ、リラクゼーションなどの施設でもマイルを貯められるマイレージプログラムとなる。JALマイレージバンク(JMB)の会員は約2,600万人、特約店や提携店の店舗数は約2万5,000となる。
一方、クラブネッツのCN加盟店は、2013年11月現在、全国およそ70拠点で展開。各地域の市場規模や事業提携先企業の戦略・戦術に応じて、1地域あたり50~300の加盟店が同サービスを導入しており、同加盟店を利用する生活者は全国で約500万人となっている。