中・小規模専門店でも「ヤマダポイント」の付与が可能に(クラブネッツ)

2013年7月10日22:01

共通ポイントプログラムを展開するクラブネッツと、家電量販店のヤマダ電機は、2013年3月、1台の端末で複数ポイントブランドの運用を行うことが可能な「マルチポイントプログラム」に関する業務提携を締結した。同提携により、ヤマダ電機の提携店以外の店舗でも「ヤマダポイント」の付与が可能となる中・小規模専門店向けポイント販促サービス「マルチポイントサービス」の提供を2013年7月1日より開始した。

ヤマダポイントが加わった 「マルチポイントプログラム」 全体スキーム(出典:クラブネッツのプレスリリース)

マルチポイントプログラムは、クラブネッツが開発・管理・運用する「マルチポイント付与端末」にさまざまなポイントブランドが“相互乗り入れ”を行うことにより、「ユーザーが貯めたいポイントを貯められる環境を作る」というコンセプトで、2011年3月よりスタートした事業所向けポイント販促プログラムとなる。2013年7月1日現在、CNポイント、Tポイント、nanacoポイントの3ブランドがこのプログラムに参画しており、このラインナップに ヤマダポイントが加わることになった。

マルチポイントサービスは、同プログラムに参画したブランドのポイントを、自店の来店客に対して付与できるようにする店舗向けポイント販促サービスとなる。導入した店舗では、ユーザーの好みのポイントを付与できることにより、さまざまな客層に対する認知度の向上、ユーザー主体のポイント・インセンティブによる初回来店や再来店の動機付け、店内における購買数・購買単価の向上を、持続的に推進することが可能になる。さらに、各ポイントブランドが行うさまざまなプロモーション活動に連動し、ブランドの旗艦店や導入店舗同士の相互送客を実現するなど、中・小規模の専門店においては運用メリットがあるという。

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