2010年11月08日13:00
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、韓国SKグループの子会社であるSK Marketing & Company Co., Ltd. (SKM&C)とポイントサービス提携に向けた基本合意を締結したと発表した。2011年初頭のサービス開始に向け協議を行うという。
日本におけるポイント・マイレージ市場は、2008年度の発行総額が8,917億円、2009年度は1兆円を超える規模に達したと推定されている(野村総合研究所調べ)。一方、韓国の「OK Cashbag」は、2009年度の年間発行総額が3,000億ウォンとなるポイント市場を韓国内にて構築している。CCCとSKM&Cはこのような環境の下で、日本の総人口の28.3%にあたる3,608万人が会員として利用する「Tポイント」と、韓国の総人口の67.9%にあたる3,400万人が会員として利用するSKM&C運営のポイントサービス「OK Cashbag」との間で、ポイント交換によるサービス連携を行う。両社では今後、そのほかの事業連携についても検討するという。
両社は今回の取り組みにより、「日本の共通ポイントサービスとしては初めて、海外でのライフシーンにおいても間接的にTポイントが貯まる環境を会員へ提供することで、今後ポイント・マイレージへの興味や関心が高い日本人および韓国人のお客様によるポイント流通量拡大を目指す」と発表している。CCCでは今後、そのほかの国へのポイントサービス展開も取り組んでいくという。