2010年11月16日19:29
JR東日本と東急電鉄は2011年3月から、「Suica付学生証(社員証)」と「PASMO付学生証(社員証)」の相互提供サービスをスタートすると発表した。同相互提供は、JR東日本と東急電鉄がカードの発行元となり、JR東日本・東急電鉄の提携システム会社であるサクサと東急建設が学校(企業)にカードや学内(社内)ICカード認証システムの納入を行うもの。
学生証を2011年春導入予定の学校は東京造形大学、和泉短期大学、イムス横浜国際看護専門学校、お茶の水メディカル、戸板中学校・女子高等学校、昌平中学校となる。社員証・教職員証を導入するのは神奈中情報システム、キューブテック、クリネット、フェニックス証券、東急建設(部員証)、学校法人桑沢学園(東京造形大学、桑沢デザイン研究所)、イムス横浜国際看護専門学校、お茶の水メディカルとなる。
同カードは、東急電鉄が一括してカードの発行管理および在庫管理を行っている。そのため、学校(企業)がカードの在庫を抱える必要がなくなり、発注ロットに依存しないリーズナブルな価格で、多品種少量提供が可能となっている。
両社では、交通乗車券や電子マネーとして利用できる「Suica付学生証(社員証)」と「PASMO付学生証(社員証)」をそれぞれ提供しているが、2011年3月からは、1つの学校(企業)内で「Suica付学生証(社員証)」と「PASMO付学生証(社員証)」を学生(社員)が自由に選択できるようになるという。