2020年11月5日19:40
駅探は、サツドラホールディングス(サツドラHD)、未来シェア、公立大学法人公立はこだて未来大学、および公立大学法人札幌市立大学との5者の間で、北海道地域でのMaaS事業展開に関わる業務提携について、業務提携に関する基本合意書を締結したと発表した。
今回、全国でも人口減・高齢化の傾向がみられる北海道地域における、従来の公共交通機関を中心とした移動にとどまらないマルチモーダルや、地域の生活者や店舗・サービス提供者がWin-Winとなる決済プラットフォームへのニーズの高まりに対して、5者はさまざまな提供機能・サービス等を相互活用し、北海道地域におけるMaaS事業推進を目的として、同業務提携基本合意書を締結し、5者間での協議検討を開始していくこととなった。
各社の役割として、サツドラHDは、①MaaS事業推進におけるEZOCAポイントシステム、EZOマネーの活用、②サツドラ店舗のMaaS拠点化、③EZOCAポイント加盟店のMaaS拠点化推進、④北海道地域公共団体へのMaaS事業推進の働きかけ、となる。駅探は、①公共交通機関など定時制のある移動手段の経路検索機能、②決済機能を含めたMaaSプラットフォーム、③北海道地域でのMaaS取り組みにおける、集客数増や利便性向上に資するため、駅探ドットコム上に、二次交通などの情報掲載、④観光型MaaSに対応して、子会社である株式会社ラテラ・インターナショナルの機能を活用したインバウンドプロモーション、となる。未来シェアは、①AIオンデマンド配車機能を活用したMaaSサービスの実装、②全国多地域でのMaaS実証実験で培った知見の提供となる。公立はこだて未来大学は、①AI技術に基づくMaaS実装の先端的知見の提供、②北海道地域での産学官民連携によるMaaS実証実験の推進、③未来シェアや札幌市立大学との連携による各種実証実験の知見の提供、となる。札幌市立大学は、①AI技術に基づくMaaS実装の先端的知見の提供、②北海道地域での産学官民連携によるMaaS実証実験の推進、③未来シェアや公立はこだて未来大学との連携による各種実証実験の知見の提供、となる。
2020年11月5日9:00