決済情報と機械学習で不正利用を検知する「AI不正検知」提供(SBPS)

2020年11月12日7:00

SBペイメントサービス(SBPS)は、SBPSのオンライン決済サービスを導入した事業者向けに不正検知サービス「AI不正検知」の提供を、2020年11月11日より開始した。事業者は「AI不正検知」に申込、AIにより算出される決済ごとのスコアから疑わしい取引について確認することで、クレジットカード決済による不正な取引の早期発見が可能だ。

「AI不正検知」の利用イメージ(SBPS)

SBPSは事業者が安価で手軽にECでの不正利用対策を実現できることを目的とし、「AI不正検知」の提供を開始するに至ったという。また、これまで国内の決済代行会社は、外部企業と連携して不正検知サービスを事業者に提供していたが、SBPSは、保有する決済データや決済に関する知見を生かし独自で不正検知サービスを開発することで、国内の決済代行会社として初めて不正検知サービスの自社提供を行ったという(同社調べ)。なお、同開発ではセカンドサイトの技術支援を受けている。

「AI不正検知」は、決済情報と機械学習で不正利用を検知するサービスだ。年間数億件を超える決済データによって、さまざまな不正パターンを機械学習しモデルを作成することで、人間では見分けがつかない不正パターンとの類似性をスコアとしてリアルタイムに算出することが可能だ。SBPSのオンライン決済サービスを導入した事業者は、3つのプランの中からニーズに合わせてプランを選択することが可能で、まずは無料で「AI不正検知」の利用を開始できる。

また、従来の不正検知ツールの導入には事業者からの追加情報が必要なケースが多く、画面の開発や規約改定といった導入負荷が発生していたが、「AI不正検知」は、決済で利用している情報を利用するため、事業者の導入負荷を軽減できる。

さらに、不正利用が疑われる取引を抑止できる事業者独自ルールの設定や、疑わしい取引だけに本人認証サービス(3-Dセキュア)の認証を追加する機能を提供する。同機能を利用することにより、事業者は動的な対策を行い「属性・行動分析」に該当する改正割賦販売法の対応が可能だ。

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ペイメントナビ編集部

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