2021年9月15日11:22
三井住友カードは、2021年9月から、オールインワン決済端末「stera terminal」の機能を拡充し、海外から訪れた利用者が日本国内での買い物時に自国通貨決済を可能とするサービス「stera dcc」の提供を開始した。dcc(ダイナミック・カレンシー・コンバージョン)とは、海外発行カードを保有する人が、日本の店舗で支払う際に、自国通貨建ての決済を選択できるサービスだ。通常、海外からの利用者が日本でカードを利用する場合、店舗での支払い時点では円建てで決済され、利用額請求時に、その時点の為替レートで自国通貨での請求額が確定する。
「stera dcc」は約 20 種類の通貨に対応しており、決済時に自国通貨を選択することで、利用額請求時の為替リスクを気にすることなく、買い物ができるという。
COVID-19 収束後に、海外から日本国内への渡航・インバウンド需要が再び高まることを展望して、2021年9月より同サービスの普及拡大を推進していくそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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