2011年1月26日9:00
米小売の書き入れ時12月はギフトカードにとっても重要な月。2010年12月のギフトカードはどんな状況だったのだろうか。
ファーストデータの報告によると、ハウスギフトカードが12月にアクティベーションされた額は、前年同期比2%増。実際に使われた額は4.6%増だった。
ファーストデータはハウスギフトカードのプロセッサー。この報告は実データに基づいたものである。
この12月のホリデーシーズンは大雪の影響で小売売上の重しとなった。特に専門店は深刻で、アクティベーション額は1.1%のマイナス。利用された額は1.5%のマイナスだった。
景気減速下で、なおかつ大雪の影響があったとはいえ、ギフトカードが全体として堅調な伸びを示しているのは、ギフトカードの利便性が評価されているからだろう。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。