2021年11月8日17:43
山交バス、庄内交通は、このほど2022 年春に山形県内一斉にサービスを開始する「地域連携 IC カード」の名称・デザインを決定した。IC カード名称は、山交バス発行カードが「yamako cherica(ヤマコウチェリカ)」、庄内交通発行カードが「shoko cherica(ショウコウチェリカ)」となる。

同地域連携ICカードは、山交バスと庄内交通が運行するバスの乗車券や定期券、各種割引などの地域独自サービスの機能に加え、Suicaエリアおよび Suicaと相互利用を行っているエリアで利用可能な乗車券や電子マネーなどのSuicaのサービスが1枚で利用可能な 2in1 カードとなる。
県内全域をカバーする形で、複数の民間バスが一斉に交通系ICカードを導入するのは全国初であり、県内の交通ネットワークの利便性向上が期待できる。導入にあたっては、山形県の「交通系ICカード導入支援事業」(予算額:約 5.7 億円)や国の補助制度を活用している。
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ペイメントナビ編集部
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