2011年1月28日17:33
伊藤忠商事は、Spendvision Holdings Ltdの日本法人であるスペンドビジョンジャパンと販売代理店契約を締結し、スペンドビジョンが提供するSaaS型経費・購買管理システム「Spendvision.com」の販売を開始すると発表した。
「Spendvision.com」は、クレジットカード、電子マネー、仮払金、立替現金、請求書払いなどのさまざまな経費・購買取引の履歴データを取り込み、承認プロセスを経た上で支払業務を行い、会計システムへ連動させるSaaS型ソリューションである。取引履歴データ取込の自動化、承認プロセスの電子化、支払業務と会計システム連動による重複作業削減、情報の電子保存、マルチナショナル機能(多言語・多通貨対応)により、業種や企業規模を問わず企業の作業・処理コストを削減するという。SaaS型サービスのため、低コスト・短期間で導入でき、アクティブユーザアカウントごとの月額利用料課金により効率的な運用が可能だ。欧米では1999年から同ソリューションを提供しており、現在25万社が利用している。日本ではスペンドビジョンが2010年よりサービス開始し、伊藤忠商事が国内初の販売代理店となった。