2021年12月3日16:03
ロックウェーブは、ECサイト構築システム「aishipシリーズ」において、リスクベース認証型本人認証サービス「3Dセキュア2.0」に2021年12月初旬頃対応すると発表した。
ECサイトでのクレジットカード決済において以前の「3Dセキュア1.0」ではユーザーはさまざまな情報の入力をする必要があり、入力の手間により離脱してしまうといった課題があった。そうした背景から今後「3Dセキュア1.0」がサービス終了になるため、3Dセキュアを利用するEC事業者は「3Dセキュア2.0」の対応が必要となる。
「3Dセキュア2.0」に対応することで、カード会社のリスク評価を基に不正利用の可能性が低いと判断される注文についてはパスワード入力等を求めずに認証を完了させ、不正利用の可能性が高いと判断した注文にのみ追加認証を実施することができるため、ユーザーの入力の手間やパスワード忘れなどによる離脱を改善でき、ユーザーの利便性向上とかご落ち率の低減が期待できる。導入事業者は、カード会社によるチャージバックの保証を受けることが可能なケースもあるため、不正利用等によるリスクの軽減が期待できるとしている。