2022年5月25日8:50
ギフティは、自治体・地域課題を解決するデジタルプラットフォームサービス「e街プラットフォーム」が北海道ガス(北ガス)に採用され、同サービスの基本ソリューションである「e街ギフト」を、同社が発行するクーポン券「北ガスグルメチケット」を電子化および運用するソリューションとして導入してもらったと発表した。電子化された「北ガスグルメチケット」は、2022年6月1日から、同社の独自ポイントサービスである「北ガスポイント」と交換が可能となる。なお、「e街ギフト」を活用し、特定のエリア内で複数の加盟店で利用可能な商品券を地域のエネルギー企業に電子化してもらうのは、今回が初の試みとなる。
北ガスは、エネルギー(電気・ガス)を利用する道内の飲食店等で形成されるネットワーク「北ガスグルメパートナー」の店舗で利用可能な「北ガスグルメチケット」を、2018年より発行している。「北ガスグルメチケット」は、道内の登録店800店舗以上(2022年3月末時点)で利用可能な1枚あたり500円分の紙のクーポン券で、北ガスポイントの交換商品として従来運用されていたが、このほど、利用者と飲食店の利便性向上および紙クーポン券運用時の事務コストや配送コストなどの削減を目的に、2022年6月1日より電子化し運用される。電子版の「北ガスグルメチケット」は、「北ガスの電気」利用者に付与される「北ガスポイント」(1ポイント=1円、500ポイント単位)との交換商品、また、北ガスが実施する各種キャンペーンのインセンティブとして、受け取ることが可能だ。
なお、電子化された「北ガスグルメチケット」は、新型コロナウイルスの感染拡大の長期化により、経営上大きな影響を受けている市内商業者の売上回復を図るため、市内商業者グループが取り組む「デジタル」を活用した販売促進活動に対して、その費用を札幌市が補助する「札幌市商業者グループデジタル販促応援事業補助金」事業にも採択され、今秋実施予定だ。
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ペイメントナビ編集部
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