2022年7月21日14:15
日本経済新聞社が主催する「リテールテックOSAKA 2022」が2022年7月21日と22日にインテックス大阪で開催されている。会場では、決済・キャッシュレス、ポイントサービス、遠隔接客や労務管理といった流通業の働き方改革、デジタルマーケティングなどの製品・サービスが紹介されている。
今回は初日の模様を速報で紹介する。なお、同時開催されているオンライン展示会は7月25日まで開催中だ。オンライン展示会に登録すると、同時にリアル展示会の事前登録も完了するという。
トリニティは、ポイントサービス、顧客情報管理システム、ギフトサービスなどの販促提案によって、企業と顧客のエンゲージメント形成を支援するサービスを紹介している。
PAX Japanは、Androidのマルチ決済端末「A920」、利用者側、店舗側にタッチパネルと磁気カードリーダーを配備した「A8700」などの決済端末を展示している。
リテールテックOSAKA ONLINEに出展したエクサは、約35年にわたりカード会社の決済システムに関わってきた実績がある。オンライン展では、決済業界のデジタル戦略のあるべき姿、Withコロナ・Afterコロナのキャッシュレス決済を支えるプラットフォームについて紹介した「ニューノーマル時代の消費者ニーズに対応するカード戦略」について配信しているそうだ。
ソニーネットワークコミュニケーションズは、企業のCRMを支援する販促・顧客管理ツール「NURO AI CRM」を紹介している。キャンペーン販促、メール・LINE・SNSといったマルチチャネル配信、会員マイページ、顧客管理機能等を提供可能だという。
ビーツは、イベント集客ツール販売、レンタルサービスを提供しているが、非接触で参加できる「タッチレスガチャ」を紹介した。また、遠隔接客のソリューション「えんかくさん」のデモも実施した。
暁電機製作所は、プリペイド電子マネー対応の小型チャージ機、管理・集計・納金が可能な精算機、小型店舗向けのコンパクトな納金機等を紹介している。
タイムリープは、店舗の接客を遠隔で行うことができる接客ソリューション「RURA」を紹介。多店舗展開を行う企業の接客にも対応しており、省人化を図ることができるという。
SmartHRは、クラウド人事労務ソフト「SmartHR」を紹介している。雇用契約、入社手続き、年末調整などの労務手続きをペーパーレス化することができるという。
スコープは、キャッシュバック型のプロモーション時に消費者が受取り方法を選択可能な送金プラットフォーム「WalletCho(ウォレッチョ)」を紹介。特徴として、セブン銀行ATMからの現金受け取り、銀行口座へ振り込み、電子マネー・ウォレット残高(LINE Pay,au PAY)へのチャージから希望の受け取り⽅法を選択可能だ。
GROWITは、流通向けのタブレットPOSシステム「BizELLレジ」を展示している。三井住友カードの決済プラットフォーム「stera terminal」と連携可能だ。
スマレジは、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済といったマルチ決済に対応したマルチ決済サービス「スマレジ・PAYGATE」などを展示した。同社では、POSレジサービス「スマレジ」とのAPI連携によるサービス拡充に力を入れており、連携サービスを紹介している。
ナテックは、自走式配膳ロボットのデモを実施。自動開閉ドアが付いた安心・安全なサービスとして提案している。飲食店での配膳はもちろん、工場での部品の運搬にも活用できるそうだ。
日本電気は、「サブスク型POS(NECモバイルPOS)」を紹介。決済、テイクアウト、デリバリー、ポイントサービスなどと連携が可能だ。また、税率変更など、市場の変化に伴うアップデートも可能だ。
電算システムは、人の動きに合わせて液晶表示箇所を調整できるインタラクティブサイネージ「Teburi Signage」を展示した。