デジタル地域通貨導入、5,000円分の地域通貨カードを全市民に配布(兵庫県養父市/トラストバンク)

2022年9月16日8:40

兵庫県養父市とトラストバンクは、2022年9月15日より、トラストバンクが提供する自治体向け地域通貨プラットフォームサービス「chiica(チーカ)」を活用し、デジタル地域通貨の導入を開始した。養父市は、地域における消費の喚起などを目指すため、「みんなで使って応援!養父市デジタルクーポン事業」として5,000円分の地域通貨カードを全ての全市民に配布するそうだ。

養父市デジタルクーポン事業(兵庫県養父市/トラストバンク)

養父市は、デジタル田園都市国家構想Type2において、「養父市デジタルヘルシーエイジング事業」を進めている。これは、人口減少により、地域での生活領域における支え合いの基盤が弱まっている中で、健康情報や遠隔での行政手続または相談ができる窓口等の各種サービスと連携することで、ウェルビーイングを目指すものだという。

今回、その取り組みに先がけて新型コロナウィルス感染症の影響による地域経済の低迷を緩和するとともに、地域における消費の喚起や下支えすること、またクーポン券をデジタルクーポン化することにより加速するデジタル社会に対する意識の高揚を図ることを目的に、「みんなで使って応援!養父市デジタルクーポン事業」として5,000円分のデジタルクーポンを付与した地域通貨カードを全市民対象に9月5日から配付している。

なお、地域通貨単位は1ポイント=1円となり、159店舗(9月8日時点)で利用可能だ。

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ペイメントナビ編集部

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